今年は、10月8日に寒露がやってきます。旧暦では、二十四節気として季節を24に区切っているのですが、寒露は、朝露に冷たさや寒さを感じるようになってくるため、そのように呼ばれています。
この季節は、朝露に一段と冷たさが感じられて、秋の深まりも感じられる季節であるのと同時に、風邪の予防を考慮し始める季節でもあります。また、肝の抑制に限らず、肝から波及する脾胃の不調を防ぐことも重要となります。
このような季節では、中医学的には、滋陰潤燥温肺という対応方法が望ましいとされています。
そこで、漢方薬としては、腰痛や耳鳴りの傾向がある方は六味丸、のどの乾燥や咳がある方は麦門冬湯がお薦めとなります。下記に、直接購入できるサイトのリンクを用意いたしました。こちらを利用して頂くと、外出など手間暇をかけることなく、簡便にご購入いただけます。該当の方は、ぜひご利用ください。
【湧永製薬37】【第2類医薬品】サンワ麦門冬湯エキス細粒「分包」 21包 (ばくもんどうとう)
また、食材としては、椎茸などのキノコ類に加えて、柿や葡萄がお勧めとなります
本記事が、季節に応じた養生のために、皆様の参考になれば幸いです。
また、何か健康に関するご質問があれば、ぜひ当店までご連絡くださいね。
当店では、養生・疾患予防を視野に入れた方のために、体質を見た上での漢方処方の提案も可能です。ぜひ、ご利用ください。
(参考文献:「季節の薬膳 二十四節気の養生レシピ」 辰巳洋)
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