今年は、7月6日に小暑がやってきます。旧暦では、二十四節気と季節を24に区切っているのですが、小暑は、これから本格的な暑さが始まるものの、今はまだ本調子でなくこれからさらに激しくなるため、そのように呼ばれています。

 この季節は、梅雨の終わりが見えてきた季節でもあります。ところが人によっては、梅雨の時期に体内に溜まりがちだった湿がまだ体内から排除されず、熱をこもった湿熱となり、場合によってはストレス症状を発することもあります。
 このような背景もあり、この季節では、中医学的には益気清熱養心という対応方法が望ましいとされています。

 そこで、漢方薬としては、湿熱が見られる肥満の場合は、防風通聖散がお薦めです。また、熱症状が激しい場合は黄連解毒湯がお薦めです。更に、痰が激しい場合は二陳湯がお薦めです。下記に、直接購入できるサイトのリンクを用意いたしました。こちらを利用して頂くと、外出など手間暇をかけることなく、簡便にご購入いただけます。該当の方は、ぜひご利用ください。

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 なお、皮膚・泌尿器科症状の場合は、下記のメールアドレス経由でお問い合わせ下さい。漢方薬剤師が返答致します。

 また、旬の食材としては、ゴーヤがお薦めとなります。とろろも、汁物に活用するのも良いですね。また、デザートとして、スイカもお薦めです。

 本記事が、季節に応じた養生のために、皆様の参考になれば幸いです。
また、何か健康に関するご質問があれば、ぜひ当店までご連絡くださいね。

 当店では、養生・疾患予防を視野に入れた方のために、体質を見た上での漢方処方の提案も可能です。ぜひ、ご利用ください。
 (参考文献:「季節の薬膳 二十四節気の養生レシピ」 辰巳洋)

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