今年は、8月7日に立秋がやってきます。旧暦では、二十四節気として季節を24に区切っているのですが、立秋は、春夏秋冬のうちの秋の始まりであるため、そのように呼ばれています。

この季節は、空気が乾燥しやすい季節で、夏の暑さが残っている初秋は「温燥」、冬の寒さが近づいてくる晩秋には「涼燥」となります。五臓のうち、肺が盛んとなる季節ですので、特に肺の乾燥に注意する必要があります。
 このような季節では、中医学的には、滋陰清熱、益胃生津という対応方法が望ましいとされています。

そこで、漢方薬としては、麦門冬湯がお薦めです。下記に、直接購入できるサイトのリンクを用意いたしました。こちらを利用して頂くと、外出など手間暇をかけることなく、簡便にご購入いただけます。該当の方は、ぜひご利用ください。

JPS漢方顆粒-37号(麦門冬湯)30包(ばくもんどうとう),箱なし【第2類医薬品】 | 漢方薬(メーカー別),JPS(ジェーピーエス製薬) | 新薬堂薬局 (sinyakudo.shop)

旧暦の秋の前半と後半で、お薦めの食材・料理としては、以下のものがあります。

【初秋の提案】 温燥を和らげる料理、デザート、お茶:

料理:

雑炊(おかゆ):玄米を使用し、滋陰潤肺効果を高めます。

ショウガ焼き:ショウガの温燥を和らげる効果があります。

白身魚の蒸し物:滋陰作用のある魚を使い、肺の乾燥を防ぎます。

デザート:

蓮の実スープ:蓮の実は滋陰作用があり、暑さを鎮めます。

核桃蜜飴:核桃と蜂蜜を組み合わせて、滋陰潤肺を促します。

お茶:

モモ葉茶:モモの葉は肺を潤し、咳を和らげる効果があります。

オレンジピール茶:オレンジの皮には湿気を排除する効果があります。

【晩秋の提案】 涼燥を和らげる料理、デザート、お茶:

料理:

白菜と豚肉の煮込み:白菜の滋陰作用と豚肉の温肺作用が組み合わさります。

栗ご飯:栗は温肺滋陰作用があり、体を温めつつ潤します。

しいたけの炊き込みご飯:しいたけは肺を潤し、免疫力をサポートします。

デザート:

蜜芋タルト:芋の滋陰作用と蜂蜜の潤い効果があります。

杏仁豆腐:杏仁は肺に良いとされ、滋陰作用があります。

お茶:

枸杞茶:枸杞は温肺滋陰作用があり、目の健康もサポートします。

甘茶:温かい甘茶はのどの渇きを癒し、涼燥を和らげます。

なお、当薬局の店舗と通販では、枸杞の実そのものを、第2類医薬品として提供しています。特に目の潤いが足りなく(ドライアイで)お困りの方には、摂取しやすくお薦めです!ご興味がある方は、電話かメールにてご連絡頂ければ幸いです。

本記事が、季節に応じた養生のために、皆様の参考になれば幸いです。
また、何か健康に関するご質問があれば、ぜひ当店までご連絡くださいね。

当店では、養生・疾患予防を視野に入れた方のために、体質を見た上での漢方処方の提案も可能です。ぜひ、ご利用ください。

 (参考文献:「季節の薬膳 二十四節気の養生レシピ」 辰巳洋)

(参考AI:ChatGPT-3.5) お問合せはこちらにお願い致します :kampo@sinyakudo.com