今年は、6月21日に夏至がやってきます。
旧暦では、二十四節気と季節を24に区切っているのですが、夏至は、夏の頂点(北半球に属する日本では、1年の中で最も昼(日照時間)が長い日)に至るため、そう呼ばれています。
この季節は、引き続き梅雨の影響で多湿のため汗をかきにくい季節であり、感染症にかかりやすい傾向にあります。お体と共に、食品や飲み物の管理も必要です。そういう私の方も、切って使用するタイプのチーズに、最後の最後にカビが生えてきていた、という残念な結果を迎えてしまいました。。。皆様も、気を付けて下さいね。

このような季節では、中医学的には清暑養心安神という対応方法が望ましいとされています。湿も溜まれば心に影響が出るため、以前にも増して対応が必要なところであります。
そこで、お薦めの食材としては、夏みかん、メロンそしてトウモロコシ(特に、とうもろこしのひげ茶が湿を取るのでお薦め)などがあります。

本記事が、季節に応じた養生のために、皆様の参考になれば幸いです。
また、何か健康に関するご質問があれば、ぜひ当店までご連絡くださいね。
当店では、養生・疾患予防を視野に入れた方のために、体質を見た上での漢方処方の提案も可能です。
ぜひ、ご利用ください。

(参考文献:「季節の薬膳 二十四節気の養生レ ピ」 辰巳洋)

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