そろそろ、梅雨の季節となってきました。
6月6日ごろは、旧暦では、芒種と呼ばれる二十四節気が始まります。
旧暦では、二十四節気と季節を24に区切っているのですが、芒種は芒(のぎ:細い毛のこと)の出る稲や麦などの種をまく時期のため、そう呼ばれています。
この季節は、多湿のため汗をかきにくい季節であり、感染症にかかりやすい傾向にあります。特に梅雨で衣服が濡れた際など、カゼには注意してくださいね。

このような季節では、中医学的には清暑益気祛湿という対応方法が望ましいとされています。
そこで、お薦めの食材としては、さくらんぼ、ビワそしてトウモロコシなどがあります。

本記事が、季節に応じた養生のために、皆様の参考になれば幸いです。
また、何か健康に関するご質問があれば、ぜひ当店までご連絡くださいね。
当店では、養生・疾患予防を視野に入れた方のために、体質を見た上での漢方処方の提案も可能です。
ぜひ、ご利用ください。

(参考文献:「季節の薬膳 二十四節気の養生レ ピ」 辰巳洋)
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