漢方製品は、下表の症状・不調を見つけて即購入可

漢方を選ぶ際に、「このような具体的な症状・不調があるから、それを治すために、このような具体的な名称がある漢方処方を服用する」(例えば、風邪の初期にだるさという具体的な症状・不調があるから、それを治すために、葛根湯という具体的な名称がある漢方処方を服用する)という考え方があり、それは現代の日本で比較的取り入れられている考え方であります。
もっとも、このような、「具体 → 具体」は必ずしも1:1といった形で明確に対応しているわけではなく、「この病気にはこの漢方処方」という具合のおおざっぱなマニュアルには限界があります。
そこで、2000年前にはすでに理論的に完成していた「中医学」が現代でも有効で、中国を中心として広く用いられています。以下のマニュアルは、その「中医学」を参考に作成されています。「中医学」では、「具体 → 抽象 → 具体」と、哲学に基づく抽象論を導入するのが特徴で、その抽象論には、気血津液(水)や五臓(肝心脾肺腎)などが含まれます。以下のマニュアルでは、その中でも、①「表裏」②「寒熱」③「虚実」という点に着目する八綱弁証を重視して作成しています。

ここで、①「表裏」とは、病邪が体の表面にあり急性の症状が出ているのか、あるいは病邪が体内に侵入してしまって慢性化したか、を示します(それらの中間の半表半裏もあり)。
次に、②「寒熱」は、文字通り寒気があるか熱感があるかを表します。なお、体温計で測って高熱があっても寒気がする場合など、主観と客観がずれている場合は主観(この場合は「寒気」)を重視するのが通常です。
さらに、③「虚実」は分かりにくい概念ですが、「虚」が「存在しておくべきなのに、それが無かったり足りない状態」を指すのに対し、「実」が「存在すべきではなく、あるいは存在していたとしても少しで良いにもかかわらず、過剰に存在している状態」を指します。筋骨のたくましさの有無で「虚」か「実」かを判定するのは簡便ですが、同一人での変化を無視した運用であり、それだけでの判定には無理があります。なお、一番の決め手は、疲れ・脱力感の生じやすさであって、肯定されれば見かけにとらわれずに虚証であると判断できます。

以下では、それぞれお悩みの症状・不調別に、主に①~③の区別に従って細分化されているのですが、それぞれに対応する漢方処方が分かるようになっております。また、そこで分かった漢方処方につき、その漢方処方をすぐにご購入頂けるサイト(弊社のサイトであるメイクショップサイト)へ遷移可能です。ぜひ、ご利用ください。

         
         
 
 
 
 

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   6 鼻出血
   7 扁桃炎・咽頭炎
   8 咽頭違和感

参考文献

  • 中医臨床のための方剤学
  • 医師・薬剤師のための漢方のエッセンス
  • 腹証図解漢方常用処方解説
  • 現場で使える 薬剤師・登録販売者のための漢方相談便利帖 わかる!選べる!漢方薬163
  • 健保適用エキス剤による漢方診療ハンドブック

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